上半身は懐中電灯のアニメーションを再生する。
カメラの向きと懐中電灯を照らす向きは合わせたい。このような時には「エイムオフセット」を使う。今回使う懐中電灯のアニメーションにはこの「エイムオフセット」用のアニメーションが入っていたので、このエイムオフセットの表現ができる。
「エイムオフセット」用のアニメーションとは、上下左右中央に照準を合わせた1フレームのアニメーションである。
これらのアニメーションもリターゲットを済ませたものとする。

基本的な手順は以下を参照の事。
日本語では「アニメーションオフセット」と訳されている。

作成時にはスケルトンの割り当てを要求される。

作成したエイムオフセットを開くと、左側のアセット詳細に「水平軸」「垂直軸」というのがあるので以下のようにする。Yawが-90なら右向き、90なら左向きといった具合である。
なお、SnapToGridにチェックを入れると、サンプルポイントがグリッドの位置に吸い付くように配置できるので便利。


https://watako-lab.com/2019/01/23/roll_pitch_yaw/
ここで一旦、エイムオフセットに配置するアニメーションの準備をする。アニメーションを開くとアセット詳細にAdditiveAimeTypeという項目があるのでこれをMeshSpaceにする。すると、さらに追加設定の項目が現れるのでSelectedAnimationFlameを選び、BasePoseAnimationに中央を照準しているエイムオフセット用アニメーションを指定する。