基本的な考え方は以下。

Unrealのシンプルだが効果的な目のマテリアル

Simple but effective eyes material in Unreal

  1. 瞳と白目の部分を分ける。同じテクスチャであればマスクして影響を分離する。
  2. 白目の発光を制御する。これは影の濃い環境で暗く見えすぎないようにするため。
  3. ラフネスを適用して角膜の濡れ感や反射感を出す。

これが現実な落としどころである。


シンプルじゃない目のマテリアル

正攻法

かなり学術的な領域に踏み込む。

今回はアニメ調なので目の表現がデフォルメされているが、リアルな人間が登場するゲームではこのような苦労が行われている。

ArtStation - Rendering a High Fidelity Eye in Unreal Engine

ShadingModleのEyeについて

UEには目のマテリアル用のそれっぽい機能があるのだが、具体的にどう設定するのか公開されていない。DigitalHumanのサンプルを見て察してくれと書いてある。

肌のSubsurface Profileと違い、Eyeは実用的な機能というよりは学術的な機能らしい。

Material Inputs in Unreal Engine | Unreal Engine 5.6 Documentation | Epic Developer Community

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